整っているのに、どこか寂しい。
やわらかな色のソファ、使い込むほどに味わいを増すレザー、窓から差し込む午後の光。ひとつひとつを気に入って選んだはずなのに、部屋を見渡すと、どこか物足りなさを感じることはありませんか。
このリビングも、家具や素材の組み合わせはとても穏やかです。それでも、ソファの上に広がる白い壁には、少し寂しさが残ります。その余白に1枚のアートを迎えると、どんな変化が生まれるのでしょうか。
ART & LIVING
お気に入りの家具と、やわらかな光。そこに1枚のアートが加わると、部屋の表情はどう変わるのでしょうか。いつもの空間から、アートのある暮らしを考えます。

やわらかな色のソファ、使い込むほどに味わいを増すレザー、窓から差し込む午後の光。ひとつひとつを気に入って選んだはずなのに、部屋を見渡すと、どこか物足りなさを感じることはありませんか。
このリビングも、家具や素材の組み合わせはとても穏やかです。それでも、ソファの上に広がる白い壁には、少し寂しさが残ります。その余白に1枚のアートを迎えると、どんな変化が生まれるのでしょうか。

家具の配置はそのままに、ソファの上へ深いバーガンディーのアートを飾ってみました。視線が自然と壁へ向かい、部屋全体にひとつのまとまりが生まれたように感じられます。
作品の赤は、傍らのランプの色とさりげなく響き合っています。アイボリーの余白はソファや壁になじみ、細い黒のフレームが空間を引き締めます。部屋にある色や素材とつながることで、アートは暮らしの風景の一部になっていきます。
大きく模様替えをしなくても、1枚を迎えるだけで、いつもの部屋を眺める楽しみが増えていきます。

では、鮮やかな青の作品に替えてみるとどうでしょうか。アートの力強い色や表現が目を引き、先ほどの穏やかな空間とは、違う表情になります。この部屋でくつろぐ時間を大切にしたいときには、作品の存在感が少し強く感じられるかもしれません。
一目惚れしたアートを、いざ飾ってみると部屋と合わない。そんな経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。作品そのものの魅力と、部屋に飾ったときの心地よさは、必ずしも同じではありません。組み合わせによっては、大切に整えてきた空間のバランスが崩れてしまうこともあります。
だからこそ、まずは部屋をゆっくり眺めてみてください。家具や壁の色、素材の質感、光の入り方。そして、そこでどんな時間を過ごしたいか。暮らしの風景を手がかりにすると、自分の空間にしっくりくる1枚が見えてきます。
部屋から、アートを考える。そんな暮らしを、abstractalで始めてみませんか。